昨夜の雨と風で、美しかった紅葉も随分と散りましたね。今朝の街中は、落ち葉の積もる冬の風景と、12月とは思えない生暖かい風が、とてもアンバランスに感じました。
今年の冬は、エルニーニョ現象の影響で暖冬になるとの予測が出ていましたね。しかし暖冬とはいっても、ほんの数日前までは朝の冷え込みが強く、各地で雪も降りました。冬の寒さは体にこたえますが、毎日の気候が不安定なことも、体調を崩す原因になります。
毎日何を着たら良いのかわからない。厚着をしすぎて汗をかいた。というお話もお聞きしますが、冬場に汗をかくと、その汗で体が冷えたり、開いた毛穴から体の中に冷えが入ったりするので、注意が必要です。
一般に、高齢の方は気温の変化を体に感じにくくなると言われますが、若い人でも肩が凝っていると、自律神経の働きが鈍くなって、気温の変化を感じにくくなります。
体の感覚だけで温度調整が難しくなっている時には、毎日の天気予報で、夜寝る前や出かける前に、以後数時間の気温の予想をチェックすると良いです。デジタルテレビなら、dボタンを押せばいつでも近くの天候がわかる、便利な時代になりました。
それから、室内に温度湿度計を置いて、自分で確認するのもおすすめです。温度を目で見て確認し、それに合わせて服装を調整する事で、思わぬ冷えから体を守ることができます。
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