しっとりとした秋がやってきました。
たまに晴れた日の、スッキリとした青い空も気持ち良いですね。
先日、近所にある白山神社の、子ども達のお神輿さんに少しついて歩かせてもらいました。
わっしょい。と声を出しながら歩いているだけで、楽しい気分になってくるから不思議でした。
歩く事は、リズムのある同じ動作の繰り返しで、それを続けていると、体内にセロトニンという、幸せを感じるホルモンが出て来るそうです。
同じ道でも、歩いてみるといろんな物がよく見えて面白いですし、普段特別に運動する習慣がないので、少し時間がある時には、いろいろな所を歩いてみるのがけっこう楽しいなと思っています。
この間、カフェに置いてある雑誌を読んでいたら、アボリジニの村長さんに取材をした人の記事が載っていました。
最初、何もしていないように見えていた村長さんは、一日の大半を、自然や人々の様子を観察する事に費やしていて、記者の人にいろいろな事を教えてくれます。
そしてある時、村長さんが地面の土を手に取って、記者の人に「これは人間なんだ。」と念を押すように言った。という話が印象に残りました。
土と人の繋がりを想像してみることはできても、土そのものを人間だと感じるのは、少し難しいように思えます。
土を人間だと感じながら過ごせるのなら、身の回りの物もほとんどが人間だと感じられる気がしてくるでしょうね。
普段は意識していなくても、原始的な感覚として、そうゆう感覚は皆の体の中にあるのかもしれません。
ここしばらく続いている災害で、人や物、自然環境が傷ついている姿を目にすると、心が痛むのも当然の事なんですね。
38℃を超す暑い日が続いていますね。
毎年夏になると、タイに住んでいた時の事をよく思い出します。
その当時、不思議やなと思っていたタイの人々の生活習慣が、今になって思えば理にかなってたんやとわかる事があって、日に何度も水浴びをするとか、暑い時間帯はゆっくり過ごすとか、端から見ると、のんきに見える過ごし方で、体を守ってはったんやなと思います。
日本でも、夏は明るい時間が長くなって、活動できる時間が長くなるので、その分、1つ1つの物事はゆったりと、のんびりとした気分で取り組んでいるのが、ちょうど良いような感じがします。
緑が生き生きしているのを見ているだけで気持ちの良い季節になりました。
今年は4月から30℃を超す日があったりして、毎日の温度変化に体がついていかないような感じがしますね。
屋内や屋外、日向や日陰など、場所によっても温度が違うので、ある時は冷えに、ある時は脱水に気をつけないといけなかったりします。
毎日のお天気予報を見て、服装などこまめに対応していくのが良いと思いますし、ちょっと疲れを感じた時には、元気な緑を眺めながら、一息ついてみるのも良さそうです。
お正月が過ぎてから、急に冷え込みが厳しくなりました。空気も乾燥している分、風邪が流行りやすいですね。
寒い時期は、体温を保つためにエネルギーを使うので、基礎代謝が10%上がるそうです。
その分、寒くない時期と同じ事をしていても、疲れやすくなります。
東洋医学的にも、冬は閉蔵の時期と呼ばれていて、寒さを避けて、睡眠をよく取り、したい事があっても、もうしてしまったような気分で過ごす事を勧められています。
梅のつぼみのふくらみを見ていると、春も少しずつ近づいて来ている感じがします。少しエネルギーを温存しながら、暖かくなるのを待ちたいと思います。