緑が鮮やかな季節になりましたね。
今年は桜の開花が少し遅れましたが、寒い時期が少し長かったからなのかなと思ったりしました。
東洋医学では、季節毎の暑さ、寒さ、乾燥、湿気などは、それぞれ暑邪、寒邪、燥邪、湿邪と呼ばれています。
季節通りの気候であれば、体はそれに対処する準備ができているのですが、季節外れに温度が低かったり、雨が多かったりすると、対処できずに体調が崩れやすいです。
夏の暑さも強くなってきているので、冬には夏頃から体調が悪いと言われる方が多く、最近は、長引く寒さで体調不良を起こされた方が多いです。
気候が乱れると、それが体調不良の原因になるので、過ごしにくくなります。
冷暖房の設備が今ほど整っていなかった時代、暑さ寒さに対処するための様々な生活の工夫がされていて、衣服だけでなく、食事、睡眠、労働にも季節毎に変化がありました。
昔ながらの季節の行事や、食べ物などは、気候や人の体と関わっているようで、何となくやってみると、何となく良いような感じがします。
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