2月11日に京宿満きさんにて、春のお灸の会を開催致しました。
春の養生について、春によく働く肝臓について、普段参考にしている沢田流についてのお話をさせて頂いた後、自分でできるお灸の仕方をお伝えしました。
手でひねるお灸を練習して頂きながら、お一人ずつのお身体の状態に合わせたツボをお伝えして、実際にすえて頂きました。
手でひねるお灸の練習も、慣れてこられた方には、自分の身体にすえていただけたらと思い、お尋ねしたところ、お二人がすえてみられました。 そこまで熱くなく、すえていただけたようです。
もぐさを使う量も少なくてすみ、すえた感じも良いとのことで、より続けやすくなっていたら良いなと思いました。
お灸をしたら元気が出たというご感想もお聞きすることができ、お灸を続けることで、日常を少しでも快適に過ごして頂けたら良いなと思います。
また、気になる症状がある時に、お灸が和らげてくれることがあるので、そういったことについてもお伝えできる機会を作っていけたらと思っております。
ご参加頂いた皆様、満きさんありがとうございました。
次回は、5月12日(日)です。
ご参加希望の方は、5月7日(火)中にお申し込みください。
11月12日に京宿満きさんにて、冬のお灸の会を開催致しました。
冬の養生について、東洋医学的に冬に良く働くと言われている腎臓について、普段参考にしているお灸法の深谷灸法について、鍼灸治療の効果に関わる、経脈についてのお話をさせて頂いた後、お一人ずつのお体の状態に合うツボを選んで、実際にお灸をすえながら、自分ですえる時のコツをお伝え致しました。
皮膚の上で直接燃やさないお灸は、熱さを感じなくても効いているので、もぐさを燃やしながら、皮膚がしっとりとしてきたら取り除いてもらいます。
慣れるまではわかりにくいですが、練習していると、わかるようになってきます。
その日その日のツボの反応を捉えることと、ちょうどいいくらいの刺激を加えることを意識しながら続けると、効き目が良くなってきます。
お一人ずつにお伝えしている間、手でひねるお灸の練習もして頂きました。
直接皮膚の上で燃やすには、細くやわらかくひねる必要があるので、練習を続けて頂いて、やってみたくなった時に、やってみてもらえたらと思います。
今回は、お一人直接すえてみられました。少し熱かったようでした。
いろいろな形でお灸に親しみながら、日々の生活に取り入れて頂けたら嬉しいです。
ご参加頂いた皆様、満きさんありがとうございました。
次回は、2月11日(日)です。
ご参加希望の方は、2月6日(火)中にお申し込みください。
8月6日(日)に、京宿満きさんにて、秋のお灸の会を開催致しました。
季節の養生の話、お灸の話、ツボの話をしてから、実際にツボを取ってお灸をして頂きました。
おすすめのツボを取って頂いて、場所を確認してから、自分でお灸をすえて頂く時に、今回は1つ目のお灸で、ふらーっとなってしまわれた方がおられて、申し訳ありませんでした。
普段から使っていて、どんな方でも大丈夫そうなツボを選んでいましたが、体調や、身体の敏感さも人それぞれ、刺激の調整も大切で、もう少し慎重にさせてもらわないといけなかったなと反省をしました。
今後、より丁寧に進めることを心がけたいと思いました。
それから、少し残った時間で、手でひねるお灸もやってみて頂きました。
鍼灸学校で習ったやり方で、まずはもぐさに手が慣れるように、板の上で燃やしてもらいました。
お灸に興味を持たれているだけあって、皆さんの手付きが良く、楽しんで作業して頂けたようで、良かったです。
手でひねるお灸で、熱すぎずにすえられる方法はいくつかあり、やりやすい方法があれば、ご自分ですえてもらえるのではないかと思いました。
今までしていなかった新しい方法を探して、試してみています。
お灸が役に立ったというお話もお聞きすることができて、続けられていることがありがたいなと思っています。
ご参加頂いた皆様、満きさん、ありがとうございました。
次回は11月12日(日)です。
ご参加希望の方は、11月7日(火)中にお申し込みください。
5月14日(日)に、京宿満きさんにて、夏のお灸の会を開催致しました。
季節の養生の話、お灸の話をしてから、今回はリクエストにお応えして、びわの葉灸のやり方をお伝えして、実際にやってみて頂きました。
普段しているお灸ではないので、どのように使ってもらったらいいか、自分の身体にしてみて、準備をしました。
びわの葉はお茶や、エキスなどで使われる薬効の高いものだからでしょうか、お灸として使ってみると、温める力が強いことに驚きました。
普段毎日お灸をしている身にはやや刺激が多く、少しで事足りると感じるとともに、冷えを感じておられる方には適していると感じました。
ぽかぽかとした温かさが心地良いお灸で、身体が温まったと喜んで頂けました。
煙が多く出るお灸なので、部屋が煙たくなることが心配でしたが、快く受け入れて下さり、ありがとうございました。
会の終了後も、身体に煙の匂いがついてしまって、ご不便をおかけしまっていたら、すみませんでした。
今後もお灸を日常に役立てて頂けるような会が続けていけたらいいなと思っています。
ご参加頂いた皆様、満きさん、ありがとうございました。
次回は8月6日(日)です。
ご参加希望の方は、8月1日(火)中にお申し込みください。
2月12日(日)に春のお灸の会を開催致しました。
季節の養生の話をしてから、様々な種類のもぐさを触ったりしてもらいながら、いろいろなお灸の方法を紹介しました。
興味のあるものを選んで体験していただき、すぐに身体が温かくなった。と言って頂ける方もおられました。
お灸は奥が深いですね。という感想も頂き、確かにその通りで、私もまだ全然使いこなせていないなという事に思い至りました。
お灸の会を続けながら、私もお灸の可能性についてさらに探求していきたいです。
実際にツボを取ってもらってお灸してもらう時間はいつもと大きくは変わりませんが、ツボは繰り返し使うことで効くようになっていくものでもあります。
鍼の師匠には、同じツボを何万回も使い込むことが大切と教わりました。
毎日でも、調子の悪い時だけでも、長い目でお灸というものとの付き合いを続けていくと、何かしらの良いものを必ず渡してくれると感じます。
初めての方でも、続けて参加されている方でもお灸に親しんでもらえるような内容になるように準備して、会を続けていきたいと思います。
ご参加頂いた皆さん、満きさん、ありがとうございました。
次回は5月14日(日)10時半からです。参加をご希望される方は、5月9日(火)までにお申し込みください。
11月13日に京宿満きさんにて、冬のお灸の会を開催しました。
季節の養生の話と、東洋医学の基本的な考え方で、世界の物を5つに分類して考える五行の話、昭和初期まで盛んに行われていた家伝の灸の話を少し詳しくさせて頂きました。
60年前に発行された「きょうと」という冊子を資料に使わせて頂き、少し前の時代に思いを馳せられる時間でした。皆さんからもいろいろな感想をお聞きできて、楽しかったです。
お灸をしてもらう時間には、おすすめのツボを自分で取ってみてもらって、位置を確認してから、お一人ずつの体調に合わせたツボも脈を診せて頂いたり、気になる症状をお聞きしたりして、選ばせて頂きました。
お灸を続けていると、身体が温まりやすいという感想を持って頂ける方が多かったです。
身体が温かいという状態は、東洋医学的には気の流れが良い状態で、不調の改善や予防に繋がります。
お灸の良い効果を出して頂けていると思いました。
お灸を続けることで、日常を少しでも過ごしやすいものにして頂ければ嬉しいです。
ご参加頂いた皆さん、満きさん、ありがとうございました。
お灸をしてみての疑問、ご質問等ありましたら、お気軽にメッセージをください。
次回のお灸の会は、2月12日(日)10時半からです。
9月4日に京宿満きさんにて、秋のお灸の会を開催致しました。
諸般の事情による急な日程変更にもかかわらず、予定を合わせて参加して頂けた皆様の温かさを感じて、本当にありがたかったです。
内容は、秋の養生について、もぐさやお灸の効能についてお話させて頂いた後に、おすすめのツボを紹介して、ツボを取って頂きお灸をして頂きました。
2回目の参加の方、すでにご自宅でお灸をしておられる方もおられて、内容がもの足りないものにならないかと心配ではありましたが、いかがでしたでしょうか。
久しい火と書くお灸は、永く続ける事で、効果を発揮してくれるものです。
まずは1日1カ所からでも続けてみてもらえたらと思います。
準備期間中、何をお伝えしようかと考えたり、当日皆様からの問いかけにお答えしたりする中で、今までより深くお灸の事や、東洋医学について学ばせてもらえている事を感じました。
参加者の皆様に作ってもらっている会なんだなあということがよくわかりました。
ご参加頂いた皆様、会場を提供して頂いている満きさんのご店主に感謝の気持ちでいっぱいです。
次回は11月13日(日)10時半からです。
参加をご希望される方は11月10日(木)までにお申し込みください。
7月10日に、8月から開催を始めるお灸の会のプレの会として、友人知人に集まってもらって夏の会を開催しました。
季節の養生の話、お灸の話、ツボの話をさせてもらってから、実際にツボを取ってお灸をして頂きました。
説明が不十分な点もありましたが、皆さん自分の身体の反応のある所を上手に探して頂いて、お灸をしてもらえたと思います。
お一人ずつの体調に合わせたツボもお伝えしましたので、一日の生活の中に、ほっこりできるお灸時間を持ってもらって、継続してもらうことで、体調の気になる所が改善したり、日常が過ごしやすくなったりしたらいいなと思っています。
お灸経験の長い友人も子ども連れで参加して、婦人科の不調の改善に繋がったという感想を伝えてくれました。
会場を提供して頂いている満きさんのご店主にもお力添えを頂いて、和やかな時間を持たせてもらう事ができました。
皆様ありがとうございました。
次回は8月7日開催予定です。
若葉鍼灸院の近くの御池通には、街路樹としてケヤキが植えられています。
子どもの頃からお世話になっているケヤキ並木は、1度地下鉄工事の時に撤去されて、新しく植え替えられました。
大きく育った木々は、春、夏には目に優しい緑と、ほど良い日陰を提供してくれて、冬には樹形の美しさを楽しませてくれます。
今は落ち葉の季節で、地面に広がる葉を踏みしめて歩いていると、良い香りがして、森の中にいるような気分を味わえるのが素敵な所だなと感じています。
鍼灸医学を学ぶ上で重要な古典文献の1つに、黄帝内経というものがあります。
2000年くらい前に書かれたもので、黄帝の質問に、師匠の岐伯が答えるという形式で記載されています。
その内容は、鍼灸医学の世界観や生理学、解剖学、病理学、治療学など多岐に渡り、当時の医師達が知識を持ち寄って編まれたものであると言われています。
2000年前と現代の繋がりを感じながら治療を続けさせてもらっていると、さらに歴史の長い、生命や宇宙の不思議さにも思いが馳せられるようになってきました。