11月12日に京宿満きさんにて、冬のお灸の会を開催致しました。
冬の養生について、東洋医学的に冬に良く働くと言われている腎臓について、普段参考にしているお灸法の深谷灸法について、鍼灸治療の効果に関わる、経脈についてのお話をさせて頂いた後、お一人ずつのお体の状態に合うツボを選んで、実際にお灸をすえながら、自分ですえる時のコツをお伝え致しました。
皮膚の上で直接燃やさないお灸は、熱さを感じなくても効いているので、もぐさを燃やしながら、皮膚がしっとりとしてきたら取り除いてもらいます。
慣れるまではわかりにくいですが、練習していると、わかるようになってきます。
その日その日のツボの反応を捉えることと、ちょうどいいくらいの刺激を加えることを意識しながら続けると、効き目が良くなってきます。
お一人ずつにお伝えしている間、手でひねるお灸の練習もして頂きました。
直接皮膚の上で燃やすには、細くやわらかくひねる必要があるので、練習を続けて頂いて、やってみたくなった時に、やってみてもらえたらと思います。
今回は、お一人直接すえてみられました。少し熱かったようでした。
いろいろな形でお灸に親しみながら、日々の生活に取り入れて頂けたら嬉しいです。
ご参加頂いた皆様、満きさんありがとうございました。
次回は、2月11日(日)です。
ご参加希望の方は、2月6日(火)中にお申し込みください。